東京キャンパスニュース一覧

創価高等学校 2017.7.26

【SGH】広島フィールドワークを実施


 7月24日から26日までの2泊3日で、SGH事業の一環として、GCP夏季フィールドワークが広島で行なわれました。地球規模課題の一つである「核兵器」をテーマに、原爆投下より72年を迎える広島市を訪れ、戦争と平和、そして核廃絶へ向けた取り組みを学ぶことを目的に、16名の生徒が参加しました。
 広島到着後、午後からは被爆体験の語り部・竹岡智佐子さんと語り継ぎ部・東野真里子さん母娘との懇談会がおこなわれました。17歳で被爆した竹岡さんが味わった壮絶な体験を中心に伺い、原爆のもたらした地獄の中で必死に生き抜いた竹岡さんの生き様に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
 2日目は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を見学し被爆体験記朗読会に参加後、広島平和記念公園内を巡り、慰霊碑で黙祷を捧げました。午後は、爆心地の最も近くで被爆した本川小学校をはじめ、同じく袋町小学校や旧日本銀行広島支店等の被爆建物や展示を見学し、被爆者の描いた絵等、貴重な資料に生で触れることができました。また、広島平和記念資料館の見学では、原爆投下までの経緯、あまりに残酷な被害と生の声が聞こえてくるような遺品の数々に、原爆とは何か、原爆の何が一番残酷なのか、「ノーモア・ヒロシマ」について深く考える時間となりました。
 最終日は、広島平和文化センターの小溝理事長をお招きし、「核兵器廃絶のために市民社会ができること」と題して核兵器廃絶を目指す具体的道筋や未来を担う青年に必要な資質、人間としての生き方等、様々な角度からお話をいただきました。質疑応答では絶え間なく質問の手が挙がり、大変に内容の濃い懇談会となりました。
 生徒からは「今の私たちと変わらない幸せな生活が一発の原爆によって一瞬で奪われたことに『核』『戦争』への怒りがあふれてきました。今日見たこと、聞いたことのすべてを、家族や友人にあますことなく伝えていきます」「自分は今、全世界の人に核兵器や戦争の悲惨さを訴え、世界を平和にするために貢献したいと考えています。これは今回のフィールドワークを通して見つけることができた夢です。この3日間で学んだことを決して忘れず、夢の実現に役立てていきます」といった感想が寄せられ、充実した研修となりました。