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創価高等学校 2018.8.23

【SGH】長崎フィールドワークを実施


 8月20〜22日にかけて、長崎でフィールドワークを行いました。長崎でのフィールドワークは本校として初めてで、これにはグローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)生のうち8人が参加しました。
 1日目は長崎大学・核兵器廃絶研究センター(RECNA)を訪問し、全炳徳教授に「平和教育と長崎」とのテーマで講義を行っていただきました。平和教育の性質が大きく変わりつつある今、被爆地・長崎でどのような平和教育が実践されているのか、様々な実例を通してお話ししていただきました。
また、同日夜には、広島と長崎で被爆した“二重被爆者”のお祖父さまを持つ原田小鈴さんに講話を行っていただきました。原田さんは被爆体験継承の実践を通し、「戦争を体験していない私たちだからこそ、次の世代に伝えられることがある」と、力強く語ってくださいました。
 2日目は長崎原爆資料館を訪問。多くの命が奪われた73年前の惨状を伝えるパネル展示や写真をじっくりと見学しました。その後、被爆者である山田一美さんの体験を聴講。被爆当時の様子や平和の願いを込めた言葉に耳を傾けました。
 同日午後には、長崎・活水高校を訪問し、平和学習部と交流しました。GLP生から、本年6月に実施した「創価高校生の核兵器廃絶に関する意識調査」の結果を報告した後、活水高校の生徒と共にグループに分かれて、ディスカッションを行いました。「長崎の平和教育の特徴は?」「平和に向けて、対話は重要だと感じるか?」など、活発な議論が交わされました。
 3日目は、長崎最大の被爆遺構である城山小学校を訪問しました。子供たちの学びの場が一瞬にして奪われる恐怖と、今学べることへの感謝を確認しました。その後、平和公園で、原爆に関する街頭意識調査アンケートを日本語と英語で実施。海外の方の核廃絶への意識や、長崎近県での平和教育についてなど、様々な意見を聞くことができました。
三日間の研修を通し、長崎で起こった悲劇を“過去の出来事”として捉えず、核兵器廃絶を実現する主体者との自覚をもって学び深め、今いる場所から行動を起こすことを参加生徒で誓いあいました。